酢は乳酸を減らして慢性疲労も秋バテも一掃する特効食

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グリコーゲン不足が疲れやすい体を招く

「体がだるい」「食欲がない」など、夏バテならぬ「秋バテ」になっている人はいないでしょうか。

ストレスや自律神経(意志とは無関係に血管や内臓の働きを支配する神経)の乱れなど、疲労には、様々な理由が考えられますが、一つにはグリコーゲンの補充がうまく行われていないこともその理由と考えられます。

パンやご飯、果物に含まれる糖質はブドウ糖に分解・吸収されて肝臓や筋肉に運ばれ、グリコーゲンに姿を変えて蓄えられます。

グリコーゲンとして蓄えられたとは、必要な時にブドウ糖に戻されて、血液を通してエネルギーとして使われていくのです。

このように、肝臓や筋肉がブドウ糖の管理をうまく行うことで、血糖値もバランスよく調節されているわけです。

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酢でグリコーゲンを効率的に補う

しかし、このグリコーゲンが枯渇したままになると、運動能力が低下したり、疲れやすくなってしまいます。つまり、失ったグリコーゲンを補充することが重要なのです。

このグリコーゲンの補充にも酢が活躍します。ラットの実験では、肝臓・筋肉グリコーゲンの補充は、酢の主成分である酢酸をとった場合が最も多くされていました。

また、酢には血流を促進させる効果があります。血液の循環が良くなることで、酸素が素早く全身に行き渡るようになり、たまった乳酸がスムーズに分解されるようになります。

疲れた時には酢の物、と昔からよく言われますが、あながち間違いではないことが科学的にもわかっています。最近疲れやすいと感じた際には、酢を取ってみてください。特に、運動後には効果的です。

  • グリコーゲンを減少させた運動後のラットに、様々な飲料を飲ませて肝臓・筋肉のグリコーゲン量を測定したところ、「酢酸+グルコース(糖)」を摂取したラットが、最も肝臓グリコーゲン量が多く、酢酸でグリコーゲンの補充が促されることが分かった。
  • グリコーゲンはエネルギーが必要な時に分解されて、ブドウ糖≒エネルギーになる。失ったグリコーゲンが補われず、枯渇していると疲れやすい体になってしまう。
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