栄養・運動・睡眠の乱れた生活を続けると、身体は正常な働きがしづらくなり、「不健康な状態」となります。ここではそうした生活が招くと考えられている代表的な病気「生活習慣病」を学びます。
生活習慣病とは
喫煙や過度の飲酒、カロリーや塩分の高すぎる食事、ストレスや運動不足など、生活習慣が乱れていると、身体は不健康な状態に陥っていきます。
こうした状態が続くと、やがて「生活習慣病」を引き起こしかねません。普段から生活習慣を整えるよう意識しましょう。
生活習慣病
食生活や運動週間、休養、嗜好品などの生活習慣によって引き起こされる病気のこと。代表例は動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など。なおこれらは、日本人の三大死因であるがんや、心疾患、脳血管疾患などの危険因子ともなる。
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生活習慣病のサイン
生活習慣病のサインとなるのが肥満です。肥満を招く要素は、主に過食や運動不足などです。肥満は生活習慣病を誘発しかねないため、検診などで自分の身体を知り、管理することが大切です。
また体重が重いこと=「肥満」と考えてしまいがちですが、重要なのは、体脂肪の割合が適正であるかどうかです。
肥満を判定する方法としては、BMI(Body Mass Index)法が主に用いられますが、体脂肪が測れる体重計の数値も目安となります。
体脂肪
皮下や内臓に蓄えられた脂肪。食事によって摂取したエネルギーが消費されなかった場合、余剰分は体脂肪となり蓄積されていき、体脂肪の割合が高くなる。
BMI(Body Mass Index)法
適正な体型の基準を求める方法。以下の式で割り出す。
体重(kg)÷(身長m)2
- 18.5未満=低体重
- 18.5以上25未満=普通体重
- 25以上=肥満