キャロットラペはオメガ3油もまぜれば美肌効果が増大

フランスの家庭料理として大人気の酢ベジ「キャロットラペ」はオメガ3油も混ぜれば美肌効果が増大

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キャロットラペは日本でも人気

人参を酢で和える発想は、フランスでは古くからなじみのあるもので、「キャロットラペ」という名前の家庭料理として親しまれてきました。

キャロットラペは、人参を長崎4~5センチほどの細切りにして、酢と塩・胡椒などの調味料で和えた後、さらにレモンスライスやレーズンなど作り手の好みで味をアレンジしていくのが一般的な作り方です。

作り方が簡単な上、見た目も華やかなので、フランスの家庭では毎朝食卓に並んだり、サンドイッチの具材に使われたりして食べられています。日本でも、ここ最近で認知度は上がり、若い女性を中心に人気を博しているのです。

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抗炎症作用で肌荒れも抑えるオメガ3油

このフランス版酢ニンジンともいうべきキャロットラペのアレンジ方法で、美肌効果を増大させるのに有効なのが、オメガ3油を加えることです。

実は、人参に含まれる美肌成分のβ-カロチンは、脂溶性(油に溶けやすい性質)で、油と一緒にとった方が体に吸収されやすいという特徴があります。

そして、美肌作りに使う油としておすすめなのが、肌に良いとされるオメガ3油です。オメガ3油とは、EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)・α-リノレン酸など、人体に不可欠な必須脂肪酸(脂肪酸とは脂質の主成分の一つ)の一種であるオメガ3脂肪酸が豊富で、抗炎症作用などの健康効果に優れた食用油のことです。

オメガ3の油を補えば、β-カロテンの吸収率が上がるだけでなく、乾燥肌や肌荒れの原因となる肌内部の炎症を鎮める点でも美肌作りに役立ちます。代表的なオメガ3油にh,アマニ油やエゴマ油、アジや鯖と言った青魚の魚油があります。

特に亜麻仁油は、ドイツのハインリヒ・ハイネ大で行われた試験で肌の保湿機能を高める効果があると確認されています。

女性のグループに1日あたり2.2グラムの亜麻仁油を12週間とってもらったところ、皮膚からの水分喪失が10%減少し、肌荒れの改善も認められたのです。

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1日100gを目安に1週間で食べる

キャロットラペの作り方

  • 材料(1日分)
    人参100g(市販のもので小1本程度)、酢大さじ2、塩・コショウ少々、亜麻仁油大さじ2
  • 作り方
    ①人参を長さ4~5センチの細切りにして塩をまぶしてしばらく置く。
    ②水分が出てきたら拭き取って、酢と亜麻仁油、塩・コショウで味を調える。

ニンジンが生のままでは固くて食べにくいという人は、細切りにした人参を沸騰したお湯でさっと茹で、粗熱を取ってから酢、塩・コショウ、オメガ3油と和えて作ってもいいでしょう。

完成したら、冷蔵庫に保存して1週間以内に食べきるようにして下さい。1日100gほどを目安に食べましょう。

なお、キャロットラペに限ったことではありませんが、食事で一番大切なのは栄養バランスです。

特に、美肌を目指す人はキャロットラペと共に牛肉や豚肉、魚介類や乳製品など動物性たんぱく質も積極的にとってください。

人間の体は約20%がタンパク質でできており、特に肌や髪の毛、爪、内臓、筋肉の大部分がタンパク質によってできています。

たんぱく質が不足すると新陳代謝(古いものと新しいものの入れ替わり)を妨げ、肌を老化させてたるみやくすみの元となります。

まだ、タンパク質によって構成されているコラーゲンも不足して肌のハリやつやもなくなってしまうのです。タンパク質は植物性よりも動物性のものの方が吸収性がいいのでおすすめです。

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