書道・筆耕をやってみよう

自宅で筆耕士の仕事で報酬もある

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気持ちのコントロールが身につく、精神面での効果も魅力

書道は、毛筆と墨を使い、紙の上に書いて文字の美しさを表そうとすることであり、その書法も色々あります。人間修養のための一方法でもあり、中国では昔から、六芸の一つとして尊ばれてきました。

最近はパソコンやスマホが普及し、文字を書く機会が減っているなか、書道は文字を丁寧に、美しく書くための貴重な習い事として、趣味にする人も多くなっています。

しかし、書道の魅力は、それだけではありません。書道は、硯に向かって墨を摺ることから始まり、頭に毛筆で字を書くには、独特の精神集中が必要となります。

心が静まり、日頃のストレスも解消できて、実生活での気持ちのコントロールが身に着くと言われるので、字を美しく書くだけではない、精神面での効果を期待して書道を始める人も少なくありません。

書道がシニア世代だけでなく、若い人たちの間でも人気が高まっているのは、そのためとも言えます。

書道は、小・中学校時代に「習字」として経験している人が多く、用具さえ準備出来れば、すぐに始められるのも特徴です。

書道を始めるには、書籍やテレビ番組、インターネット上の様々なサイト、通信教育などからそれぞれのライフスタイルに合わせて選べますが、確実に腕を上げたいのであれば、やはり書道教室やスクールの講座を受講するのが早道でしょう。

墨(墨汁)、毛筆、硯、半紙、文鎮、下敷きなどの用具は、5000円~6000円ぐらいで揃えられます。教室での受講費は、1ヶ月7000円前後とみておけばよいでしょう。

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上級者はスクール講師や自宅で教室開設も

上級を目指すのであれば、書道展や、様々なコンテスト、イベントなどに出品しながら技量を高めていきます。

そうすれば、教室やスクールの講師となって報酬(講師料5000円~1万円)が得られますし、コストをかけずに自宅などで、教室を開くこともできるようになります。ただし、師範になるには、段位を取るのにお金がかかります。

書道の技法を活かし、自宅で報酬を得ようとするのであれば、筆耕士の仕事があります。筆耕は、毛筆で宛名書きをしたり、賞状や卒業証書、式辞、各種招待状、目録、遺書、記章などを書く業務です。

ただ、書道の書法を修めたからといって、誰でもすぐに筆耕ができるとは限りません。筆耕は「実用書道」と言われるように、まず楷書が書けることが大前提であり、書道で行書や草書を習い、得意とする人では、仕事が極端に少なくなります。

筆耕には、レイアウトと、基本的なルールやマナーの知識が必要となります。住所や名前、会社名、肩書きなどの書き方には、様々なルールやマナーがあって、レイアウトを行った上で、それを書き上げていかなければなりません。

その知識は、書籍やインターネットでも得られますが、やはり通信教育の賞状技法講座や賞状書士講座などを受講し、専門教材で学ぶのがベストでしょう。

筆耕は、自分で独立開業することも出来ますし、筆耕会社や百貨店と契約して収入を得ることもできます。

筆耕の仕事は、インターネットを活用すれば探し出すことができます。自分でホームページを作り、仕事を得る方法もありますし、とくに入学式や入社式などが多くなって、繁忙シーズンと言われる1~3月期ともなると、数多くの依頼が舞い込みます。書道を趣味とする人は、筆耕の習得もおすすめです。

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書道教室の一例

書道入門クラス

期間:1年(月3回/週1回)東京校・大阪校

時間:曜日により午前部(10時~)、午後部(13時~)、夜間部(18時~)、夜間部(19時~)があり、1コマは2時間半

入学金:3080円

授業料:3ヶ月もしくは半年分ずつ納入(3ヶ月3万750円、6ヶ月5万8420円)

テキスト代:
初級5240円(前半の楷書・行書用)、中級6940円(後半の草書や漢字かな交じり用)

(東京書芸学園の教室案内より)

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