酢は心筋梗塞や脳梗塞を招く動脈硬化を防ぐ効果大

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動脈硬化を招く血中脂質が最も危険

「メタボリックシンドローム(代謝症候群)」を予防するために、気を付けなければならないものとして「血中脂質」も重要な要素です。

血中脂質の中でも、中性脂肪やコレステロール(LDL)が基準より高い状態になると、「脂質異常症(高脂血症)」と診断されます。

この脂質異常症は高血圧や喫煙と並び、動脈硬化を招くを最大の危険因子とされており、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすので、早急に改善する必要があります。

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酢が血中の余分な脂肪を取り除く

血中脂質を改善するためには、動物性脂質が多い食事を控えたり、適度な有酸素運動を行ったりするのが効果的なことはよく知られていますが、実は酢に余分な血中脂質を減らす効果のあることが分かっています。

食品メーカーを行った、酢の総コレステロール値への影響を検証した試験では、総コレステロール値が高めの被保険者を、毎日15ミリリットルの食酢が入ったドリンクを飲んだ被験者と、飲まなかった被験者に分けました。

血液検査を行ったところ、ドリンクを飲んだグループでは、総コレステロール値が有意に低下していました。

また、肥満ぎみぎみの被験者を対象とした、血中中性脂肪値の変化について調べた試験では、血中中性脂肪値が低下していたことから、酢に中性脂肪と総コレステロール値の改善効果が期待できることがわかりました。

血中脂質が改善した理由は、様々考えられますが、何にしろ血中脂質の改善には、毎日15ml の酢を継続的に取ることが効果的です。

普段から脂っこい食事を好んで食べる食生活をしている人や運動不足の人は、酢を積極的に食事に取り入れると良いでしょう。

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