ストレスと心身の健康

栄養・運動・睡眠に加え、ストレスマネージメントも心身の健康に大切です。心と身体の密接な関係を知り、心身の健康を維持するために何が必要か、考えてみましょう。

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ストレスとは

健康を維持するためには、心の健康(メンタルヘルス)に注意することも大切です。悩みがある際や気分が晴れない時にだるさを感じたりお腹が痛くなったりするなど、心の状態から身体の不調を引き起こすことがあります。

このように、不快な刺激によって生じる心と身体、両方の反応のことをストレスと言います。また、その刺激じたいのことをストレスということもあります。

ストレスの原因をストレッサーと呼びます。例えば人間関係や仕事の悩みなどの社会的・心理的要因、暑さ・寒さといった環境的要因、空気汚染や投薬による化学的要因などがあります。

ストレスの感じ方は人によって異なる他、その時の環境や体調によっても変化します。何にせよ誰しも、多少のストレスを抱えながら人生を送っています。

反面、適度なストレスには心の成長を助ける側面もあります。自分なりの限界を知り、解決方法を見つけて上手に付き合っていくことが大切です。

※ストレス:身体あるいは心に何らかの外的刺激が加わり、心身に生じる緊張

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アロマテラピーの効用

ストレスの解消法としてアロマテラピーを取り入れるのもおすすめです。自分が好きな香りや、いい香りだと感じる香りを嗅ぐと、辛さが軽減されて心が落ち着くことがあります。

これは嗅覚刺激により、幸せな気持ちを引き起こす神経伝達物質が脳内で分泌されるからと考えられます。

芳香浴、沐浴など、様々な利用法を取り入れて、自分の気持ちと向き合ってみましょう。その中でもトリートメントは、人に触られることで感じる心地よいぬくもりと精油の作用が相乗的に働き、心身のストレスを和らげてくれます。

神経伝達物質

脳にある神経細胞の間で伝達を担っている化学物質。様々な種類があり、それぞれ固有の役割を持っている。快いという感情をもたらすドーパミンや、興奮状態を引き起こすアドレナリンがよく知られている。

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ストレスと胃腸の健康

胃や腸などの消化器官は、心の状態と密接に関わっています。リラックスした状態では自律神経の働きで消化が促されます。消化液が分泌されたり、胃腸の活動が活発になって、消化や吸収、排泄などがスムーズに行われるのです。

一方、ストレスで自律神経が乱れると、胃液が過剰に分泌されて胃が痛くなったり、消化管の働きが悪くなり便秘や下痢が起こったりします。心配事などがあって胃腸の調子が悪くなった時には、リラックス作用のある精油を用いると良いでしょう。

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