絵画を趣味にしてみたら

ネットオークションでの自作販売

油絵にしても水彩画にしても、あるいはその他の絵画にしても、絵を書くときの基本的技法となるのがデッサン（素描）です。

デッサンは、鉛筆や木炭を使って静物や人物、動物などの明暗や陰影、質感、色彩などをスケッチブックに描いていくものです。

ところが、絵画の基本訓練法であるデッサンが、最近はアートの1ジャンルとして注目を集め、趣味としてやってみようという人も多くなっています。

鉛筆と紙があれば、一応は誰でも始められる手軽さもありますが、やはりデッサンが持つ独特のタッチや風味が、絵に興味のある人々、絵心のある人たちには魅力的なのでしょう。

デッサンは、書籍やテレビ、インターネットなどで基本的なことは取得できますし、教室やカルチャー講座に通って本格的に学ぶこともできます。

鉛筆（2B～４Bぐらい）、スケッチブック、練り消しゴムといった用具類も1000円ほどで取り揃えられます。絵を始めようとするなら絵画の基本として学べる水彩画が、まずおすすめです。

絵の具と水を使って描かれた風景画や人物画は、温かみや柔軟さがあって惹きつけられますし、誰もが学校時代に習っているはずなので、取り掛かりやすさもあります。趣味にするには最適かもしれません。

水彩画を始めるには、まずデッサンや構図などの基本的な知識を身につけることです。そこからテレビやビデオソフト、インターネットなどを利用すれば、水彩画の描き方が習得できるほか、教室や講座に通ってじっくり学べますし、通信教育で基本から応用まで身につけることも可能です。

他の絵画の場合もそうですが、水彩画の描き方を上達させるには、いろいろな機会を利用して、優れた美しい絵を数多く観ることです。絵の具や筆、水彩画用紙、デッサン用鉛筆などの画材は、3000円ぐらいから用意できます。

油絵を初めて学ぶとなると、経験豊富な上級者向けというイメージがつきまとい、躊躇するかもしれませんが、大丈夫です。初心者でも安心して取りかかれます。

油絵は、キャンバスに何度も油絵の具を塗り重ねて行くので、そこから生まれる立体感や、色のコントラストが魅力の絵画です。

人物画でも静物画でも、何でも描くことができますし、ナイフで削りながらその都度、描き直すこともできますが、デッサンなどの基本的技法をしっかりと身につけることが重要視されます。

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テレビや通信教育、インターネットのサイトを利用して独学で学ぶことももちろんできますが、やはり実際に油絵教室やスクールの講座に通い、基本からみっちり教えてもらうのがいいでしょう。

初心者向けの教室、講座も数多く開催されていますし、無料の体験入学や見学などもできるので、そういう点では、始めやすい趣味とも言えます。

油絵の具、画筆、パレット、ペインティングオイル&ナイフなどの画材は、初心者向けセットとして1万円ぐらいからあります。また、油絵教室での講習費は、月1万円を目安とすれば良いでしょう。

墨一色を使って描き、ぼかしで濃淡、明暗を表しながら仕上げていく絵画が、水墨画（墨絵）と言われるものです。

中国から伝わって、日本では「山水画」など独自の発展を遂げましたが、白と黒のコントラストが美しく、また、立体的で奥行き感のある不思議な魅力の絵画として、日本人に愛されてきました。それゆえ最近は水墨画を趣味にしている人も多いようです。

風景画や人物画から、身近な草花や果実などの静物画に至るまで、独自の筆使いで生き生きと描かれる水墨画は、一度描き始めたら完全にハマってしまうと言われます。

書籍やテレビ、インターネットでのサイトのほか、水墨画教室やカルチャースクールの講座など、充実した学習環境下にあって、初心者でも安心して学べます。

墨、筆、硯、文鎮、水墨画用画仙紙などの画材は、セットで1万円ぐらいから用意できます。通信教育の講習費は、3万円ぐらいとみておけばよいでしょう。

油絵でも水彩画でも、絵画の場合は、展覧会やコンテストなどが数多くあって公募もしているので、そこで入選・入賞すれば、賞金が獲得できますし、その絵が売れる可能性もあります。また、自作をネットオークションにかけることもできます。

さらに、展覧会に入選したりして名前が売れてくれば、美術専門学校や絵画教室の講師として収入（講師料1万円～）が得られますし、将来的には、自宅で教室を開いて独立することも出来るでしょう。

最近、ハガキに自分で絵を描きメッセージを添えて送る「絵手紙」が非常に人気です。絵を習い、友人や知人に「絵手紙」を差し上げるようにすればきっと喜ばれます。

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デッサン・油絵・水彩・パステルコース

入会金：1万6200円

受講料：月4回コース7560円　月2回コース5400円