ハチミツはメラニン色素の抑制と保湿作用で美肌効果あり

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クレオパトラも美肌の維持に使った

絶世の美女と謳われた古代エジプトの女王、クレオパトラが、はちみつ風呂に入って美肌を維持していたという言い伝えがあるようですが、蜂蜜には大変優れた美肌効果が秘められています。

まず、注目されるのが蜂蜜の美白作用です。ハチミツには、グルコースオキシダーゼという分解酵素が含まれています。

これは水と反応すると、殺菌力・漂白力のある過酸化水素に変化します。はちみつを肌につけると、過酸化水素の働きで肌が色白になると言われています。

また、蜂蜜は成分の約80%が糖分で、周りの水分を引き寄せる性質を持っています。つまり、吸湿性が高いので、肌につければ肌を保湿する効果が得られます。

しかも浸透性も高いので、蜂蜜に含まれるプロリン・亜鉛といった美肌成分が角質層内によく染み込みます。

プロリンは、シミのもととなるメラニンを抑え、かつ肌にハリを与えるコラーゲンを合成するアミノ酸の一種です。

亜鉛はコラーゲン合成に役立ちます。これらの成分が相乗的に働くことで、肌の再生力(ターンオーバー)が高まると考えられます。

こうして蜂蜜をつければ、肌ふっくらと潤い、毛穴や小じわの目立たない、シミ・くすみのない明るいトーンの肌を目指せるのです。

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1週間続ければ肌の変化に気づく

はちみつを使った美容法として、はちみつパックを紹介しましょう。洗顔で汚れをきれいに落としてから、はちみつパックで肌に潤いや栄養を補給します。

あらかじめ、小さな容器に蜂蜜0.3~0.4gと水小さじ1程度を混ぜたハチミツ水を作っておき、洗顔後、化粧水をつける要領で軽くパッティングしながら顔全体に延ばしていきます。

はちみつ水を作るのが面倒な場合は、洗顔後、水分の残った肌にそのまま蜂蜜をつけて延ばしても構いません。

そして、水で濡らしたフェイシャルシートで5~10分パックしましょう。その後、シートを外してベタベタ感がなくなるまで、数回水で延ばしてください。

最後はお手持ちの乳液やクリームで肌を整えます。これを朝と晩の1日2回ずつ行うようにすると、早い人なら一週間くらいで肌の変化を感じることでしょう。

なお、始める前に腕の内側の柔らかい皮膚でパッチテストをし、はちみつでかゆみや発疹、赤みなどが出ないかを確認してください。

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