精油を入れた湯に浸かる方法です。リラックスや血行促進などの普段の入浴の効果に精油の効果が加わり、バスタイムが一層充実します。精油は水に溶けないので、なるべく天然塩や植物油などに混ぜて使用すると良いでしょう。
沐浴方法の注意点
- 精油の刺激や香りの強さ、また体調により、使用量を調整する。特に柑橘系やスパイス系の精油は皮膚に刺激を感じることがあるので少なめに。
- 皮膚に刺激を感じたら、すぐに湯から上がり、洗い流す。
- 身体の負担にならないよう、長時間の沐浴は避ける。
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全身浴法
精油を加えた湯に肩まで浸かる入浴方法です。浴槽に湯をはり、精油1~5滴を加えます。精油を天然塩や植物油などに混ぜてから湯に加えると、なじみやすくなります。湯をよくかき混ぜてから入浴します。
半身浴法
精油を加えた湯にみぞおちまでつかる入浴法です。浴槽に湯を少なめにはり、精油1~3滴を加えます。精油を天然塩や植物油などに混ぜてから湯に加えると、馴染みやすくなります。
心臓に負担をかけずにゆっくりと身体を温めることが出来、発汗を促します。寒さを感じる場合は肩にタオルなどをかけましょう。
全身浴法、半身浴法の精油の分量
全身浴法では1~5滴、半身浴法では1~3滴です。いずれも一般的な家庭用の浴槽(200L)に対しての分量です。
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部分浴法
身体の一部分を湯につけて温めます。体力の消耗が少ないため、高齢者や、体調のすぐれない時などにも行いやすい方法です。短時間で気軽に行えるのも魅力です。
手浴法
洗面器に湯をはり、精油を1~3滴入れてよくかき混ぜ、両手首までを浸します。手だけでなく、腕や肩、上半身の血行が促進されます。湯の中で手をマッサージしてもよいでしょう。
足浴法
たらいや足浴専門容器などに湯をはり、精油を1~3滴入れてよくかき混ぜ、両足をくるぶしまで浸します。足を温めるだけで、全身の血行が良くなり、冷えの改善にも効果的です。椅子に座って行いましょう。なお、下半身全体をタオルなどで覆うと、より温まりやすくなります。
手浴法、足浴法
湯が冷めやすいので、ポットに熱い湯を用意して、継ぎ足しながら行うと良いでしょう。やけどに注意し、湯を足すときは手足を容器から出しましょう。