豊かなアロマ環境を守るために

地球上に住む私たちにとって、環境問題への対応は大きな課題です。精油という植物の恵みを得てアロマテラピーを楽しんでいる私たちにとり、自然との共存は欠かせないものです。

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アロマ環境とは

森林や公園などで自然の香りを嗅ぐと、清々しく心地よい気持ちがするものです。また、室内で精油の香りを楽しむことでも、同様に心が動かされます。

こうした室内環境も含めた「自然の香りのある豊かな環境」を公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)では、「アロマ環境」と名付けています。

アロマテラピーで使う精油は植物の恵みです。植物は人類が生まれる前から存在し、周囲に影響を与えつつ、同時に周囲からの影響を受けながら進化を繰り返してきました。

ところが今、地球環境は人間の手が加わることにより、大きくダメージを受けています。環境問題は我々人類全体の課題です。

また、アロマテラピーは精油という植物の恵みなしでは成り立ちません。そのため私たちにとって、植物が存在しやすい環境を守り育てるという配慮が欠かせないのです。

AEAJは、アロマテラピーという素晴らしい文化を未来に伝えるために、アロマ環境の保全・創造に力を入れています。豊かなアロマ環境を守る事を、身近な問題と捉え、私たちも意識を高めていきましょう。

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身近なところから取り組みを

地球環境の保全は、私たちの生活と深く関わっています。一人一人が自分の問題として捉え、実践していくことが重要なのです。日々の暮らしの中で、環境を守るためにできることを増やしましょう。

生活の中で環境に配慮を

地球環境を守るために私たちに求められているのは、暮らしの身近なところで環境に配慮することです。

省エネルギー製品を購入するなど、二酸化炭素を減らす取り組みを助けましょう。また、ゴミを削減するために「3R=スリーアール」の取り組みを実行するのも良いでしょう。

身近に花や緑を育てるなど、自然に関心を持つのもオススメです。

3R=スリーアール

ごみを減らすために、ゴミの発生を抑制し(リデュース=Reduce)、繰り返し使用(リユース=Reuse)、資源として再利用する(リサイクル=Recycle)という3つの行動を柱にした運動。

AEAJの取り組み

アロマテラピーには、植物の恵みである精油が欠かせません。このことから、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)では、環境の保全と創造に関する取り組みも行っています。

また、「アロマ環境」を守る、育てる、楽しみと言った3つの観点から、環境カオリスタ検定、アロマ環境の普及啓発など、様々な取り組みを推進しています。

その他、子供達に自然の香りを体験してもらい、香りや自然への意識を育てる香育(香りの体験教育)も行い公益社団法人としての役目を果たしています。

環境カオリスタ検定

地球と環境にやさしいライフスタイルを提案する、環境カオリスタを養成する検定。「カオリスタ」は香りと「-ista(人)」(伊語)を組み合わせた造語。

アロマ環境の普及啓発

環境省主催の「みどり香るまちづくり」企画コンテストの共催、「AEAJ イメージフレグランスコンテスト」の開催など、「香り」や「香りある風景」に対する関心を高める取り組みを行っています。

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